プロ
先日NHKのプロフェッショナルを見た。くまモンの流儀だった。
ゆるキャラだし、ほんわかした内容だろうと思って見ていたが
泣き。見事大泣き。
完膚なきまでに胸を打たれてしまった。
熊本県知事の名言
「皿を、割れ」と
くまモンの名言
「いつもそばにいる」
が番組中出るたびに胸がジーン。NHKの策にまんまとはまってしまった。
気になった方は、ぜひ見てみてほしい。
それにしてもあの番組の編集はずるい。
何にしたって感情を揺さぶられてしまう。
あまり興味のない分野の人の回でも、
結局最後のスガシカオでとどめを刺される。
出たい。
しかし、出るにはなんらかのプロではなくてはならない。
「アマチュア」「ビギナー」では
全く持って取り扱ってもらえないのだ。
「プロになりたい、
なんでもいいからとりあえずプロになりたい。」
とかなり不純ではあるがプロについて考えたところ一つの疑問にたどり着いた。
プロってなんぞや
一体プロって何なのだ。プロってなんやねん。
調べたところどうやら
プロフェッショナルとは「一流の仕事をする人」という意味らしい。
ほかにも様々な意味を持つみたいだが、まあこんなところ。
類義語にはベテラン、腕利き、熟練者、エキスパート、具眼の士、活眼の士などが
あるらしい。
最後の二つに関してはマジで知らない。お江戸の言葉。
それはどうでもいいとしてプロという言葉は言い換えもできるらしい。
「専門家」だそうだ。
プロ=専門家ならば、プロというものがどんなものなのか
少し具体的に見えてくる。
プロ野球選手、プロボクサー、プロゴルファー
名前にプロを付けちゃうのは少々せこい気もするが、
こちらは分かりやすい完全無欠の「プロ」である。
しかし名にプロが入っていなくとも、「専門家」もプロであることとイコールなので、
野鳥専門家(バードウォッチャー)
野鳥の巣専門家(バードの巣ウォッチャー)
野鳥の巣のなにかしら専門家(バードの巣のなにかしらウォッチャー)
これら全て、実在するか知らないが
「プロ」であるのだ。
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まあなにかしらの専門家であればプロになれるんじゃないか。
ん、ちょっと待てよ。
なんだ、じゃあ簡単な話じゃないか。
食べる専門家、寝る専門家、洗顔専門家、歯磨き専門家
これらなら、いまでもやってるし何なら20年以上もやってる。
十分ベテランだし、エキスパート。
ぼくもプロだったわけである。
灯台下暗しでやんす。
はい、というわけで今回のおふざけはここまで。
なんらかのプロフェッショナルの皆様、申し訳ございません。
食べるとか寝るとか、洗顔と歯磨きもみんなやることだし
人類全員プロということになっちゃう。
けどこれってあながち間違ってないと思ったり思わなかったり。
今の時代、簡単に自分の命を断とうと思えば断てるわけだし
どんなにつらくても
プロフェッショナルにご飯食べて
プロフェッショナルに寝て
プロフェッショナルに明日を迎えたら
それはそれで人間の営みの「プロ」だと思う。
結局何が言いたいかというと
生きてさえすればみんなプロ。
あとくまモンに会いたい。
いいこと言ったっぽくね?
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