秋はわがまま、サカナはうまい。
人間の三大欲求
それは「睡眠欲」「性欲」そしてもう一つはというと
そう、「食欲」である。
中１から高３の男子に限っては、圧倒的に性欲がトップに躍り出るが
生きるうえで結局のところ
寝てえし、食いてえのである。
今回はその「食」にスポットを当ててこうと思う。
食欲の秋とはよくいったもんで、確かに秋に食ってうめえもんは
たくさんある。
けれどもうめえもんはいつ食ったってうめえ。
大体秋は欲張りすぎなのである。
スポーツも読書も芸術などまでも、十中八九秋が持っていく。
関係ない。
「秋だから体動かすか」
「秋だから本読んでみようかな」
「秋だから絵をかいてみよう」
全員秋が終わったらやめちゃう。しょーもない。
アンコールワットを見に行って
「価値観変わった」とか言い出す独身女性くらいしょーもない。
大体そういうやつはレモンサワーいっぱい飲むし、
フェレットとかを飼う。
すごい脱線してしまったが、
つまり何が言いたいかというと
四季折々で、この国にはうめえもんがあるっていうこと。
私自身はいまものすごくラーメンが食べたくて
ラーメンを思い浮かべながらいまキーボードをたたいている。
ラーメンなんかはいつ食ってもうまい最たる例。
最高。最高のヤツ。
牛丼なんかもイイね。
ただやっぱ季節感がない。
季節感がある、春夏秋冬楽しめる食べ物。
それはお魚である。
それ以外にもいろいろあるが今回はお魚。
もちろん野菜や果物だってすごい季節感があるのは存じ上げている。
でも
野菜はまじい。苦いし。
果物もなんか違くね。
「好きな食べ物は？」って聞かれて
「メロン。」とか言っちゃうやつは答えとしては合ってるけど、違う。
全然違う。
そんなこんなでこれから四季折々のお魚を紹介していくよ。
まずは春
- アオリイカ
- あさり
- 伊勢海老
- 鰹
- カンパチ
- タコ
などがあるらしい。他にも２０個くらいあった。
へぇ～って感じ。別にって感じ。まじ沢尻エリカ。
完全に今回のブログの方向性をミスったことに後悔しているが
もう８００字くらいになっちゃったんで、
不本意ながらも少し食いついてみる。
まず伊勢海老なんて食えない。
私の両親は密漁まがいの方法で
たまに獲ってきたりするが、
全くもって庶民的ではないので除外。
あさりは貝。所詮貝。だけど貝はおいしいし旨いから侮れない。
潮干狩りとかでとれるよね。でも潮干狩りには反対。侮っていい。
何度も赤の他人どもに踏まれたやつかもしれないし、
一回獲ってみたものの気に入らなくて返したやつかもしれない。
もしくは一回獲って海パンの中に入れてはみたものの、
気に入らなくて返したやつかもしれない。
そんな誰かもわからないやつが触りまくったかもしれないアサリを
終わった後、キャッキャしながら食す。
それが人だ。
鰹とタコなんてのは全然違う。
どっちも生臭いけど、タコは茹でたら赤くなる。
対する鰹は茹でられても傍若無人。もとい傍若無鰹。
あいつらはそんな意固地だから、結局たたきにされてしまう。
あと春の鰹は初鰹っていう。これはちょっとした豆知識。
豆自体がちょっとしてるからかなりちょっとした知識だが、
これを知っておくことで友達に差をつけることができるぞ。
みんな必死に覚えよう。
まあ鰹もタコも旨い。そんなところ。
カンパチは出世魚としてやってる。
しかしメジャーなブリ路線とは異なった、
独自のマイナーなカンパチ路線でやってる。
この二社は子会社とかベンチャーとかそういうわけではなく、
完全に相容れない両者である。
マーケットが同じであることから、社風が似てしまい
大衆の勘違いを招いている。
んで、
結局出世魚ってなんなん。
ブリは
モジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ。
カンパチは
シオッコ→シオゴ→アカハナ→カンパチ
結局お互いブリはブリ、カンパチはカンパチに落ち着く。
じゃあもう、ぶりとカンパチだけでよくね。
出世魚のシステムめっちゃ煩わしい。
ただ、旨い。まぎれもなく旨い。
次は夏のお魚
- アジ
- アワビ
- 鰻
- カジキマグロ
- 太刀魚
- もずく
などとなっている。予想以上に先ほどは食いついてしまったが、
私はいまラーメンが食べたくてしょうがなくなっていて
おなかが激へりなので手短に。
アジに関しては特になにもない。普通のお魚。
普通に美味い。普通が一番。
アワビとかは本当になかなか食えない。
これも密漁したいところだが、まだ漁場が見つかっていない。
都内のマダムなんかこれを食うことを
一種のステータスにしている節がある。
恐るべしマダム、恐るべしアワビ。
しかしながら、所詮貝。
鰻は最近獲れなくなっていて、価格がまさにうなぎのぼりしているが、
これは国産の話。
中国産はリーズナブル。
ただしマラカイトなグリーンをたまにぶち込んでくる。
しまいにはなんかゴムとかと偽って売りそう。
自分の国でモノが獲れないのに、
いつまでも土用の丑の日とかやってるのは滑稽な話。
中国に土用の丑の日をもうあげちゃおう。
カジキマグロはカジキなマグロ。
でかそうだなーくらい。あんま知らないうえに、
マグロに対してそもそも季節感を持ち合わせていないから
全くピンと来ない。
太刀魚って名前かっこよくね。
太刀の魚だよ、ひいきされて命名されたでしょ。
塩焼きだそうです。
小骨が多いそうです。
もずくに関してはなんていうか。
場違い。海藻ですし。
ただ個人的な好みも相まって
夏の代表に選出された。
お次は欲張り問題児こと秋のお魚。
食欲の秋というくらいですから、お手並み拝見です。
- 鯛
- うつぼ
- さんま
- カマス
- 鯖
- さより
しっかり魚でまとめてきた、こんな感じのラインナップ。
まずキングオブサカナ、鯛。
今あるサカナの地位と名誉は、鯛が築き上げたもの。
サカナ界の人間、もとい魚介は誰も頭が上がらない。
しかしそれゆえ代表格に昇りつめてしまったたために、
様々な場面で、人間の都合によって
勝手な扱いを受けることもしばしば。
ややかわいそう。
ただこいつも美味いぞぉ。
うつぼはよゐこのヤツでしか見たことがない。
だいたい油に入れられている。
狂暴そうだが、油に入れられてしまっているので怖さはない。
油に入れられてしまっている。
カマスとさよりはまとめて聞いたことがあるサカナだなーって具合。
ほそなげえサカナ。
たぶん塩焼き。ってかサカナは大概塩焼き。
塩焼けないサカナはあんまいない。
サバは、数年前の「ためしてガッテン」の記憶を遡ったところ
たぶんなんかDHAだかEHPだかがいっぱいある。
それはなんかたぶん体にいい。
「青魚がやっぱいいんだー」と山瀬まみが言ってた気がする。
秋刀魚はこれぞ秋のサカナといった感じ。
これもほそながい。数年前は安かったのに
中国人も食い始めたせいで全然獲れなくなっちゃって
値段上昇。くそ。
ちなみに尻尾を持って、垂直に立つとそれはいいサンマらしい。
あんま尻尾持つとかやりたくないので各々で試してほしい。
これもためしてガッテンでみたかもしれない。
ためしてガッテンは本当にいい番組。
サンマの尻尾なんか持つより
ためしてガッテンを見たほうが何百倍もためになる。
最後に冬のお魚
飽きた。超手短に。
- アナゴ
- 牡蠣
- カサゴ
- カレイ
- ヒラメ
- ブリ
などなど。
アナゴはうまい。
カサゴはうまい。
カレイはうまい。
ヒラメはうまい。
ブリはうまい。
牡蠣は所詮貝。
サカナを食べると頭がよくなるし、足もはやくなるぞー！！
サカナ食べよー！！
以上、「冬のサカナのところをやる合間で
ラーメンを食べて、おなか一杯になってしまい
途端にだるくなったバカ舌野郎」が
お送りしました。
結局、ラーメンが一番うまい。
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価格:4,590円 |
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価格:1,080円 |
